17thKansaiQueerFilmFestival2025

『流れゆく 遠い道』大阪会場での質疑応答について
実行委員1人1人からのメッセージ ふく


『流れゆく 遠い道』大阪会場での質疑応答についての、実行委員1人1人からのメッセージを掲載します。


ふく


『流れゆく、遠い道』質疑応答について🗣
京都飛行場の建設をきっかけに、当時日本の植民地支配下となっていた朝鮮半島の方々が労働者として集められ、飯場での暮らしをされていた地区。ウトロ地区。その場にいた方々が、どんな思いで、どんな生活をしていたか。日本に生まれ、育ってきた私は、限られた範囲の中でしか想像することができない。だからこそ、その範囲から少しだけでも出てみないといけないのだと思う。これから記述していく内容は、あくまで私自身の体験談でしかないが、読んでくれた方にとって、この本文が少しでも知見を広げるきっかけになるといいなと思う。
ウトロ平和祈念館へ行った。様々な展示を見ていく中で、誰しもが何かに縛られて生きているのだと実感すると共に、私の頭の中では「もし、この世界から国境がなくなったら、どうなるのだろう」という考えがよぎっていた。現在のウトロ地区は、かつての姿がほとんど残っていない。何も言わない平地。何も言えない自分。ただただ、自分が立っている道から、境界線もなく雑草が生い茂る地は、無秩序でありながらも、その一本一本に、存在する意義が与えられているようであった。
「〜〜人」という枠組みを無くすと、私たちは何も持っていない者であることが分かる。地球と名付けられた場所に、何も持たずに生まれてきた生物だ。しかし、人は何かと区別をしたがる生物でもあるから、その区別から生まれた、それぞれの性の形が個性と呼ばれるものなのかもしれない。顔も身体も、性格も考え方も、すべてが同じ人なんて存在しないけれど、それは悪いことではないはず。しかし、どんな形であろうと、その区別に優劣をつけるのは差別だ。自分という存在は、他者という存在との関わり合いの中で認識されていくからこそ、今一度、自身の立場を見つめなおしてみてほしい。発言が行動を生む。たった一言の言葉が放つ影響力を忘れないで。



『流れゆく 遠い道』大阪会場での質疑応答 当日の発言(文字起こし)

実行委員1人1人からのメッセージ

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