Kotowari 断り
►11/29(土) 開場17:15 開演17:30 ウィングス京都
►12/6(土) 開場19:15 開演19:30 すてっぷ
日本人の咲来(サキ)は、フランス人の妻トムとともに、ようやく手に入るはずの在留カードを受け取りに移民局を訪れる。二年間待ち望んだこの日。しかし、窓口では、必要な書類を揃えていても些細な理由で突き返され、たらい回しの対応が繰り返される。途方に暮れる咲来の前に、一人の男が現れ、「君にあげるものがある」と言ってきて―。
「移民」と聞くと、現在の多くの日本人は、自身を「移民を受け入れる側」だと思うかもしれない。しかしほんの100〜200年前、日本は「移民する側」だった。多くは琉球から、そして日本から、ハワイや北米/南米などに移民した人たちは、極めて苦しい状況に置かれた。そして忘れてはいけない、ヤウンモシㇼ侵略としての北海道移民の歴史や、中国侵略の一環でもあった "満州開拓移民" の歴史は、今の日本ではあまり語られてない。
そして今、フランスで暮らす咲来。日本では同性婚が認められず、フランスでは同性婚が法的に可能なのに移民制度の壁に阻まれ、二人は一緒に暮らすことが許されない。『Kotowari 断り』は、忘れられた「移民する側」としての記憶を呼び起こし、そして現在の移民制度の不条理と同性カップルが抱える困難を鋭く映し出す。
監督
渡邉プロスペル・コガリ
Coralie Watanabe Prosper
【プロフィール】
フランス、カンヌ出身。ニース国立映画学校卒業。
在学中にトランスジェンダーのティーンエイジャーが日常で直面する葛藤を描いた短編映画『Mathi(eu)』を監督、多数の賞を受賞。2016年にはロンドンのEast 15 Acting Schoolにて演出の修士課程(MFA)を修了し、日仏演劇・映画制作会社「桜の木の下(Sakura no Ki no Shita)」を設立。
近年は短編映画『Kotowari 断り』を完成させ、現在は是枝裕和監督の制作会社「分福(Bunbuku)」の福間美由紀プロデューサーと共に、日本で初長編映画『Wagako 我が子』を企画・制作中。
主演・共同プロデューサー
渡邉 礼/Rei WATANABE
【プロフィール】
兵庫県神戸市出身。フランス・パリ在住。
幼少期よりクラシックバレエを始め、大学卒業後、イギリスのEast15 Acting School およびCambridge School of Visual and Performing Artsで演劇を学ぶ。2016年にフランスへ移住し、イギリス在学中に出会ったパートナーの渡邉プロスペル・コガリと共に、演劇・映画制作会社「桜の木の下」を設立。短編・長編映画および舞台に出演し、短編映画『Kotowari 断り』や長編映画『Wagako 我が子』では咲来(サキ)役を演じる(『Wagako 我が子』は渡邉プロスペル・コガリ脚本・監督)。また、ヴァレリー・ドンゼリやアイサ・マイガとの作品にも参加。
自身のフランスでの結婚を日本でも法的に認められるための「日本でもマリアージュしたいねん」裁判も起こしている。
邦題:Kotowari 断り
英題:Kotowari 断り
監督:渡邉プロスペル・コガリ/Coralie Watanabe Prosper
出演:渡邉 礼/Rei Watanabe
イザリン・プレヴォスト=ラデフ/Isaline Prévost Radeff
ハビブ・ラビディ/Habib Labidi
作品情報:22分53秒|2024年|フランス|フランス語・日本語
プレミア:日本初
サイト:https://www.coraliewatanabeprosper.com/films/kotowari
上映歴:
Palm Springs ISFF, Minikino Bali ISFF, Festival Music & Cinéma ISFF, Sao Paulo ISFF, Clermont-Ferrand ISFF Picks, Festival du Film Social, Sofia Pride FF, Les Nuits Med, In and Out FF, Vues d’en face, Festival du Film Court de St-Pierre, Fairy Tales IFF Canada, Barcelona IFF, Cineffable, Ze Festival, Perlen - Queer Film Festival Hannover, 19th FOR RAINBOW - Festival of Cinema and Culture of Sexual and Gender Diversity in Fortaleza Brazil, Queersicht Queer Film Festival in Switzerland, World Indie Film Awards, Queer Wave Cyprus, Kansai Queer Film Festival Japan, Thilsri International Film Festival India, Eastern Europe Film Festival Romania, Festival On court à la baleine, Cannes Indie Short Awards, Tietê International Film Awards Brazil, Diversity and Inclusion Film Festival NYC, Slovak Queer Film Festival, Queer Film Festival Esslingen
「日本人ファースト」をやめるために 特集:日本と移民、そして植民地主義
【特集趣旨】- 世界は僕らに気づかない(監督 飯塚花笑/112分/2022年/日本/日本語・タガログ語)
- イマジナリーライン(監督 坂本憲翔/91分/2024年/日本/日本語)
- 愛達(監督 稲津勝友/18分/2019年/日本/日本語)
- Kotowari 断り(監督 渡邉プロスペル・コガリ/22分53秒/2024年/フランス/フランス語・日本語)
- 流れゆく 遠い道(監督 チェ・イェリン(崔藝隣)/27分/2023年/日本・韓国/日本語)
- 中学生のための「慰安婦」展パネル
♦全作品(日本語作品を含む)に日本語字幕をつけて上映します。
♦コンペ枠でのトークには、手話通訳がつきます。それ以外の舞台挨拶・トークで手話通訳を希望される場合は、事前申込が必要です。詳しくは情報保障のページを見て下さい。
♦Some non-English films will be screened with English subtitles. Please visit our subtitle
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