上映作品

全17作品、４つの特集。無料上映あり

今回の上映会では、全17作品を、4つの特集に振り分けて、特集毎に上映します。
特集名クリックで、特集のページに行きます。

• 年越し笑って泣いて年越しクィア短編集（8作品、合計98分）
• 韓国韓国クィア短編集（6作品、合計120分　※無料上映2作品を含む）
• 女子女子短編集（6作品、合計87分）
• トランストランスジェンダー短編集（5作品、合計88分）

また、｢１人でも多くの人に見てほしい」という監督のご意向で、上映会期間中（2020/12/28〜2021/1/3）、2作品を全世界に無料公開します。

• 無料無料上映（2作品）作品紹介　【無料で視聴】

【特集別】作品一覧

年越し笑って泣いて年越しクィア短編集（8作品、合計98分）

• 『痛みのサンバ』（監督：浜村満果/1分35秒/2018/日本/日本語）
• 『ざまあみろ』（監督：トンイェ･ギェビョン/4分/2009/ノルウェー/英語）
• 『ようこそ舞踏会へ』（監督：Adam Vincent Wright/5分/2019/米国/英語･アメリカ手話）
• 『ジェンダー・バスターズ』（監督：Donut Films/6分/2010/米国/英語）
• 『役名：父』（監督：PJ Raval/15分/2005/米国/英語）
• 『乙女とお姫さま』（監督：Ali Scher/18分/2011/米国/英語）
• 『愛達』（監督：稲津勝友/18分/2019/日本/日本語）
• 『マティアス』（監督：CLARA STERN/30分/2017/オーストリア/ドイツ語）

韓国韓国クィア短編集（6作品、合計120分　※無料上映2作品を含む）

• 『チュッパチャップス』（監督：KYUNG Ji-suk/16分/2011/韓国/韓国語）
• 『モモ』（監督：チャン・ユンジュ/16分/2016/韓国/韓国語）
• 『友人だから話すよ』（監督：ダイク・オン・フォーカス/DyFo(Dyke on Focus)/16分/2007/韓国/韓国語）
• 『最初のお出かけ』（監督：KIM Hyuk/19分/2018/韓国/韓国語）


• 『母の来訪』（監督：Seung Yeob Lee/20分/2017/韓国/韓国語）無料
• 『S.O.S』（監督：Seung Yeob Lee/33分/2015/韓国/韓国語）無料

女子女子短編集（6作品、合計87分）

• 『ざまあみろ』（監督：トンイェ･ギェビョン/4分/2009/ノルウェー/英語）
• 『普通の恋』（監督：飯田藍/8分38秒/2018/日本/日本語）
• 『Happy Birthday マーシャ！』（監督：レイナ・ゴセット、サーシャ・ウォーツェル/15分/2017/米国/英語）
• 『友人だから話すよ』（監督：ダイク・オン・フォーカス/DyFo(Dyke on Focus)/16分/2007/韓国/韓国語）
• 『乙女とお姫さま』（監督：Ali Scher/18分/2011/米国/英語）
• 『マイ・シェアメイト』（監督：夏衣麻彩子（元 田中麻子）/25分/2017/日本/日本語）

トランストランスジェンダー短編集（5作品、合計88分）

• 『ジェンダー・バスターズ』（監督：Donut Films/6分/2010/米国/英語）
• 『Happy Birthday マーシャ！』（監督：レイナ・ゴセット、サーシャ・ウォーツェル/15分/2017/米国/英語）
• 『乙女とお姫さま』（監督：Ali Scher/18分/2011/米国/英語）
• 『最初のお出かけ』（監督：KIM Hyuk/19分/2018/韓国/韓国語）
• 『マティアス』（監督：CLARA STERN/30分/2017/オーストリア/ドイツ語）

【作品別】作品紹介一覧（全17作品）

痛みのサンバ

ナプキンを買えば黒い袋に入れられたり、生理の話は人前でしちゃいけないと言われたり…そんなイメージを押し付けられるのはもううんざり！汚いものでも、神聖なものでもない。短調のサンバに合わせて、「私の生理」を「私のやり方」で表現した、ポップでキュートなアニメーション作品。

ざまあみろ

関西クィア映画祭の大阪会場をはじめ、奈良、京都での来日公演も果たした、ノルウェーのゲビョン監督率いるアイドルグループ「ハングリーハーツ」の、代表的ミュージックビデオ作品。歌詞を邦訳すると「あなたのまんこに顔を埋めたいわ」で始まる「In Your Face」は、Apple Musicでも配信されている名曲。

ようこそ舞踏会へ

近所に住むノアと仲良くなろうと、手話の練習に精を出すショーン。綺麗にメイクして、お気に入りのドレスを着て、さあ一緒に踊ろう！自分の「スキ」を「性別」なんかに縛らない！

ジェンダー・バスターズ

私たちは、日常の様々な場面で女・男のどちらかを選択させられ、勝手にふりわけられる。その度に、苦痛や困難を強いられたり、不便に感じる人たちがいる。そんな時こそ、ジェンダーバスターズの出番だ。
そもそも、性別で分けることが本当に必要なのか。Xジェンダーやノンバイナリーに限らず、性別二元主義に違和感を感じるあなたに、ぜひ見てほしい。元気が出るよ！
※＜あの素晴らしい映画をもう一度＞セレクション作品

普通の恋

同じ大学に通う幼馴染の真と亜美。亜美のことが好きなのに、一歩が踏み出せない真に向かって、ちょっかいを出す渡邊さん。「普通」じゃない恋への嫌がらせには、嫉妬の感情が入り混じるけれど、それは友達として？それとも…。
見る人それぞれへ万華鏡のように景色を変える、大学生たちの恋模様。

役名：父

脚本家であり監督でもあるジョセフ・チューが、自身の家族を題材にした新作映画の主役である父親役を公募。そこへ、ジョセフの本当の父親が主役のオーディションを受けに。
ジョセフ自身の持つ父親の記憶と、父親からみた記憶。脚本に書かれた父親役のセリフが、2つの記憶の間に挟まれる。ルーツを中国に持つ家族の葛藤を、記憶のズレを用いて描き出す。

Happy Birthday マーシャ！

1969年NY、ストーンウォール暴動の日、仲間たちと誕生日を祝うために集まったマーシャ・P・ジョンソンを描く短編。当時から現在まで続く白人ゲイ男性によるホワイトウォッシュとトランス差別に抗して、黒人トランス女性のレイナ・ゴセットとサーシャ・ウォーツェルが監督し、トランス女優マヤ・テイラー（『タンジェリン』）がマーシャを演じる。BLM運動が続くいま、必見の作品。

チュッパチャップス

結婚式の招待状を片手に、久しぶりに地元へ遊びに来た。せっかくの再会なのに、どこかよそよそしい二人。
「私の結婚相手、一つだけ知らないことがある」
帰りのバスが出発するとき、一本のチュッパチャップスにそれぞれの思いが入り交じる。

モモ

「留学するからモモを引き取って欲しい」—元カノのアルムから、かつて2人で一緒に飼っていた猫を頼まれたソヒ。今はユジンと同棲してるんだけど…元カノが飼ってた猫を引き取るだって？どうすんの？！

友人だから話すよ

韓国社会においても、レズビアンが周りの人にカミングアウトをするのは難しい。本作は、カミングアウト後に周りの友人が示した反応と、その後お互いの考えがどのように変わっていったのかを描き出した短編だ。
自分たちの思いを伝えたいと、奇をてらわず、手作り感満載に仕上がった作品。誰でも、あなたも、自身の思いや経験を身近なところから表現することが出来る、と感じさせてくれる作品でもある。

乙女とお姫さま

同級生の女の子にほのかな思いを抱くが、まわりに囃したてられ、両親にも否定され、1人悩む少女エミー。そんなエミーの前に突然現れた1冊の本。その物語は…
※＜あの素晴らしい映画をもう一度＞セレクション作品

愛達

フィリピンパブ嬢の母をもつ勝也は、そこで黒服として働く黒田に恋をしていた。ゲイであることと、敬虔なクリスチャンの母から受け継いだ信仰とが激しくぶつかり合い、勝也は必死にもがき続けている。母のくれた「神さま」を捨てきれぬまま、一体自分はどこに辿り着くべきなのだろう。

最初のお出かけ

友達のナヨンに対してカムアウトする前に、美容院で髪を整えてもらおうと出かけたジンス。街には「女性/男性」で分けられたトイレしか見つからない、美容院では短くしたにも関わらず「女性」料金を請求され、ナヨンからは無神経な質問攻めと、散々のお出かけになってしまう。無知で失礼、だけど友だち…そんなナヨンとの関係はまだ始まったばかりだ。

母の来訪

一人暮らしの自宅に突然母が訪ねてくることに。実はジュンホ、学生の恋人ジェイクと同棲中。いざ来訪、ジュンホは必死にジェイクの影を見せまいとするが果たして母は気づくのか！？家族の「秘密」を優しい目線で描き出す、爽やかな愛の物語。

マイ・シェアメイト

よしえと涼子はルームシェアをしている仲良し同士。ある日涼子から、共通の友人の愛梨と付き合い始めたことを告白され、よしえは家を飛び出してしまう。「だって、二人とも…女同士…」。涼子からの告白にどう向き合えばいいのか悩むよしえ。よしえが最後に下す決断が見逃せない！「友達」「彼女」「彼氏」…そんなカテゴリーを超えて考えたい。あなたなら誰と一緒に住みますか？

マティアス

外見も名前も変えてまだ日が浅いマティアス。新しい職場では「男文化」に晒される一方で、昔を知る彼女や友達とは仲がぎくしゃく。あるトランスの人生の交差点を切り取ったラストシーンは、ただの「始まり」にすぎない。

S.O.S

貴方の「快」は私の「不快」。色と音の描写が圧巻の、Aセクの叫び。
（Aセク=Aセクシュアル。）