痛みのサンバ
►10/19(土) 11:10 西部講堂(国内作品コンペティション)
ナプキンを買えば黒い袋に入れられたり、生理の話は人前でしちゃいけないと言われたり・・・そんなイメージを押し付けられるのはもううんざり!汚いものでも、神聖なものでもない。短調のサンバに合わせて、「私の生理」を「私のやり方」で表現した、ポップでキュートなアニメーション作品。
浜村満果 さん(『痛みのサンバ』監督)
はまむら みちか / Michika Hamamura
2017.3 京都精華大学卒業
2017.7 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭アニメーションコンペティション部門「竹田駅メモリーズ」奨励賞
2017.11 那須ショートフィルムフェスティバル「竹田駅メモリーズ」ノミネート
制作意図や制作する際に特に大事にしたこと
毎月血が出て、お腹が痛い。十数年間この生理の痛みに悩まされてきました。
世間では生理を語ることはタブーとされていて、まあ別に語りたい訳ではないのですが、よくわからないセクシャルだったり神秘的だったりする生理空論が横行しているのがどうも気に入らなかったのです。
私の痛みは私にしかわからない。孤独な私は痛みを作品という財産に変えてやろうと決意しました。
観客へのメッセージ
自分はたまたま女に生まれてたまたま生理があったというだけでそのことになんの意味も感じません。
生理というものが変によくわからないものとセットで語られるのではなく、フラットなものになればいいなと思います。
この作品は国内作品コンペティションで上映されます。
上映後の投票で「最優秀観客賞」が決まります。
邦題:痛みのサンバ
英題:Samba of the pain
監督:浜村満果/Hamamura Michika
2分|2018年|日本|日本語
ウェブ 浜村満果のホームページ
♦日本語の作品を含め、全ての上映作品に日本語字幕が付きます。
♦ステージ上での全てのトーク・講演に、手話通訳がつく予定です。
♦Some non-English films will be screened with English subtitles. Please visit our subtitle information.