13thKansaiQueerFilmFestival2019

ラフィキ:ふたりの夢

►9/21(土) 14:10 すてっぷ オープニング上映
►10/19(土) 22:50 西部講堂(オールナイト

ラフィキスチール

ケニヤのとある町。ひと目見た時からZikiのことが気になるKena。家事育児をするような"良きケニヤの女性像"を拒否する、強くて自由なZikiにKenaはどんどん惹かれていく。

そのうちZikiとKenaの関係が町の噂好きに知られ、面倒なことに。しかもふたりは父親同士が選挙の対立候補。その後、物語は家族を巻き込んだごたごたに発展する。

この作品を「禁断の恋」とラベリングするのは簡単かもしれない。でも何が/誰がそう判断をするのか。その動作主は、その語を使う人なのではないだろうか?

(それは世間が、ゆるさない)
(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)
〔引用:太宰治『人間失格』新潮文庫〕
常識や規範を持ち出したくなったら、注意が必要だ。世間とは、とどのつまり個人なのだから。

本作は、ケニヤ映画倫理機構から「レズビアンを助長する」として上映禁止になった世界的な話題作。(その後、アカデミー賞出品のため同国での7日間の公開を許された。)
さらに、カンヌ映画祭に出品された初の長編ケニヤ作品としても注目を浴びた。

どんなことにも"初めて"がある。見慣れないものに直面したとき「こわい/排除したい」と思うか「わくわく/もっと知りたい」と捉えるかは、紙一重だ。
ドキドキの先には今まで気付かなかった"本当の何か"が見つかるかもしれない。

瑞々しいふたりが拓く未来にはきっと、そんな"真実"があるはずだ。




邦題:ラフィキ:ふたりの夢
英題:Rafiki (friend)
原題:Rafiki
監督:Wanuri Kahiu/ワヌリ・カヒウ
   83分|2018年|ケニヤ|英語、スワヒリ語、シェン語



♦日本語の作品を含め、全ての上映作品に日本語字幕が付きます。
♦ステージ上での全てのトーク・講演に、手話通訳がつく予定です。
♦Some non-English films will be screened with English subtitles. Please visit our subtitle information.

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