特集 ろう×セクマイ映画があつい!
全編が手話の映画を見たことがありますか?
しかもそれが女性どうしの恋愛。それもバイ目線の。ろう者を主人公にした映画がそもそも少ない中、欲しいものは自分で作る!と元気いっぱいなのが、ろう者の映画監督、今井ミカさんの『虹色の朝が来るまで』。
もちろん、ろう者にもいろんなセクシュアリティーの人がいる。家族との関係も、パス度や職場での扱いも、セクの自認のあり方も、十人十色だ。同じくろう者の今村彩子監督の『11歳の君へ〜いろんなカタチの好き〜』は、自分自身で道を切り開いてきた5人のそれぞれの生き様を見せるドキュメンタリー。
これら日本の2作品に加えて、海外の「ろう×セクマイ映画」数作品を上映します。さらに、Deaf LGBTQ Centerによるミニ手話講座もあります。
ろう者も、聴者も、すべての人に見てほしい。まさに今、声をあげはじめ、大きく動きつつある日本のろう者セクマイたちのエネルギーと文化を、一緒に感じよう!
特集作品一覧 画像クリックで作品詳細
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虹色の朝が来るまで
手話サークルで出会ったろう者の華とあゆみは交際を始める。ある日、華は両親にあゆみとの交際を伝えるが、拒絶されてしまう。ろう×セクマイ全国大会やレインボー・リール東京でも上映された、純情ラブストーリー。
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11歳の君へ〜いろんなカタチの好き〜
自分や社会の性を突きつけられ始めた「11歳」たちへ送るのは、少しだけ人生を長く生きてきた「大人」たちの「大丈夫」というエール。全編のうち、全国のろう・難聴セクマイである5人を取材した第1部を上映する。
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ナベシャツからの解放
―ろうトランス男性オースティンの旅友達や恋人、家族に支えられながらようやく乳房の切除にこぎつけたオースティン。ナベシャツを捨て新たな旅へ向かうオースティンは、より一層自信に満ち溢れていた。KQFF2016上映のFTMの王道ストーリー。
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サイン
壁にぶつかって、乗り越えて。王道好きにはたまらない恋愛映画!
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静かな笑い
ろう者のコメディアン、レア。彼女の笑いの信念とは。
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初めまして、アマールです
ゲイ、クィア、ろう者。インド系カナダ人のアマールを表す言葉。
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「障害」という名の文化
私たちが普段触れる「文化」は、一体誰の「文化」ですか?
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ミニ手話講座
(Deaf LGBTQ Center提供)手話で話してみよう!
9/23の「虹色の朝が来るまで」上映後に、グループに分かれて、ミニ手話講座を開催します。ぜひご参加ください。
(9/23 15:15)