それで十分
►11/29(土) 開場14:45 開演15:00 ウィングス京都
本作の主人公である だいきは、一人暮らしであるにも関わらず、突然大量のみかんを買ってくる。職場の先輩からは「もしかして、彼女できた?」と怪しまれるが、無論、彼女はできていないと否定する。それは、彼の恋人である ごんたに、手作り料理と共に振る舞うためのものであった。冬の新潟の地を舞台として繰り広げられる、だいきとごんたの二人だけの時間に、思わず微笑んでしまう。
自分と相手以外、お互いを大切に思っていることを知らない中で生きることはどういうことなのか、そして最悪の場合何が起こりうるのか、正解なんてないけれど、君がそばにいるだけで心は温かい。誰もが自分自身の生き方について問う現代社会の中で、たとえ理想的な自分になれたとしても、なれなかったとしても「それで十分だよ」と優しく寄り添ってくれるような作品。また、フィックス撮影だけでなく、クローズアップや俯瞰撮影を多用した、こだわりのある映像美に引き込まれる。大切な家族、恋人、友達がいること。毎日、朝が来ること。そんな当たり前の"普通"について、是非いま一度考えるきっかけにしてみてください。
監督
このたびは、貴映画祭にて本作をお選びいただき、心より光栄に思います。誠にありがとうございます。
「これで十分だ」と心から思えるような選択や生き方をすることは、誰にとっても決して容易なことではないと考えます。ですが、せめて後悔のないように、セクシュアリティに関わらず誰もが、自分自身や大切な人を、愛したいように愛せる社会であってほしい、そんな願いを込めて、この作品を制作いたしました。
本作が、ご覧いただく皆さまにとって、何か小さな気づきや、共感のきっかけとなりましたら幸いです。
鈴木涼馬/Ryoma Suzuki
出身は長野県長野市で、新潟県の長岡造形大学、造形学部、視覚デザイン学科で実写映像を学びました。
邦題:それで十分
英題:ENOUGH
監督:鈴木涼馬/Ryoma Suzuki
主な出演者:山崎豊、鈴木涼馬、山村拓矢
作品情報:39分|2024-2025年|日本|日本語
プレミア:関西初
上映歴:
・(旧バージョンは「長岡造形大学2024年度卒業・修了研究 優秀賞」。映画祭では、編集や音楽を変更した新バージョンを上映)
国内作品コンペティション部門(全9作品)
♦全作品(日本語作品を含む)に日本語字幕をつけて上映します。
♦コンペ枠でのトークには、手話通訳がつきます。それ以外の舞台挨拶・トークで手話通訳を希望される場合は、事前申込が必要です。詳しくは情報保障のページを見て下さい。
♦Some non-English films will be screened with English subtitles. Please visit our subtitle
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