トランス
►12/6(土) 開場16:50 開演17:05 すてっぷ
12分のアートアニメーションの中に、世界にすり潰されそうになりながら生きる、一人の子どもが描かれていた。やがて希望にたどりつけるのか…。
その子は、監督YANG YINIだ。そこには、身震いするほど幾重にも、社会の周縁からの語りが重ねられる。親からの被虐待、女としての被抑圧、性暴力の記憶、移民としての存在、DVへの依存、非規範的な性。YANG YINIの血の通って温かい腕は、魯迅の創作の中で著わされながら、確かに存在してきた無数の祥林嫂¹や、社会の主流言語から排除され、自分たちの語りを守るために江永女書²を生み出した、はるか遠くの女たちにも伸ばされている。そして、私たちにも。
YANG YINIが本作に寄せた語りの一部を紹介する『 …物語は終わりで完結しない。人々の語りは、まだ続いている。今、私は性を断つ刃となった。生きたい。もっと魅力的な人々と出会いたい。この世界の規範を、共に壊していきたい。…』
¹祥林嫂 魯迅の短編小説『祝福』に描かれる人物。
²江永女書 中国の湖南省江永県を中心地として生まれ、女性のみの間で使われ伝えられてきた文字。
監督
YANG YINI(ヨウ イニ)/YANG YINI
旅の途上にある難民、再構成された家族の一員、神経多様性のスペクトラムに属する人。
邦題:トランス
英題:TRANS
監督:YANG YINI(ヨウ イニ)/YANG YINI
作品情報:12分|2025年|日本|中国語
上映歴:
・TRETS, Festival Internacional de Cinema i Cultures
・Cultura JAPONESA
・Wallabout Film Festival
・Lift-Off First-Time Filmmaker Volume 3
・24FRAME Future Film Fest
・イメージフォーラム・フェスティバル
・ソウル国際女性映画祭
国内作品コンペティション部門(全9作品)
♦全作品(日本語作品を含む)に日本語字幕をつけて上映します。
♦コンペ枠でのトークには、手話通訳がつきます。それ以外の舞台挨拶・トークで手話通訳を希望される場合は、事前申込が必要です。詳しくは情報保障のページを見て下さい。
♦Some non-English films will be screened with English subtitles. Please visit our subtitle
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