~ 歴史をつくる これからも わたしたちも ~
本年も「関西クィア映画祭」が、盛大に開催されますことを心よりお慶びを申し上げます。
特に今年は記念すべき10回目の開催にあたり、「歴史をつくる これからも わたしたちも」をキャッチコピーにしておられることに大変勇気づけられます。
さて、最近では、テレビや新聞等においても、LGBTという言葉が毎日のように聞かれるようになりました。しかしながら、残念なことに、未だLGBTの仲間が生きやすい社会とは言い難い現状があります。
自由民主党におきましても、本年2月に、LGBTを始めとする多様な性について、社会における理解の増進が図られることを目的として、性的指向・性自認に関する特命委員会を立ち上げ、様々な議論を積み重ねる中で、多くの現存する課題の解消に向けて動き始めました。
私は、昨年来、自由民主党稲田朋美政調会長に、LGBTの課題の解消に向け責任政党としてしっかり対応するよう進言し、同党の特命委員会の唯一のアドバイザーとして、LGBTの仲間とともに輝かしい未来へ向かえるように様々な助言をさせて頂いています。
また、現在の自由民主党特命委員会の目指す理解の増進は、今年の関西クィア映画祭のキャッチコピーである「歴史をつくる これからも わたしたちも」に通じていると考えています。
この度のイベントに、一人でも多くの立場が異なる皆さまが集われ、素晴らしい作品をご覧頂く中で、日ごろ感じておられる違和感を少しでも払拭し、違いを超えて、次の10年に向けてともに歩んでいける新たな礎となりますよう心より祈念申し上げます。
最後になりましたが、今回のイベントの開催にあたり、実行委員会代表のひびのまことさんをはじめ、全ての関係者の皆さまの叡智とご尽力に心から感謝申し上げ、お祝いのメッセージとさせて頂きます。