~ 歴史をつくる これからも わたしたちも ~
10回目となる節目の開催、大変おめでとうございます。
今までも何度も関西クィア映画祭に足を運び、元気をもらってきました。映画を通じた学びもたくさんありました。梅田のHEPで初めて参加した時の感動は忘れません。関西から多くの影響を受け、愛媛でも映画を通じて理解を進めたいと映画祭を始めることにもつながりました。今年の春に第5回愛媛LGBT映画祭2016が無事終わったところですが、また新たな挑戦をします。
今年の夏は、愛媛・松山で、性的マイノリティの理解を進める全国大会を開催します!同性愛や性別違和など、性的マイノリティにまつわる多数の分科会やブース展示で、充実した学びの機会を地域に提供します。開催する愛媛の人々だけでなく、全国から集まる当事者の皆さんや支援者の皆さん、そして研究者、教員や行政の方々などが一同に集まって、充実した内容で学び交流する2日間になります。愛媛での大会は今後地方各地で開催ができるかを試す挑戦です。全国の皆さんからの応援で、各地に性的マイノリティの理解を進める光を灯していけるような全国大会が巡っていければどうでしょう?地方の意識を大きく変えていくことでしょう。これからも「地方」での性的マイノリティへの理解を高めていく挑戦を続けていきます。皆さんもぜひお集まりください!
地方では、より地域に根差した活動が求められると感じます。当事者同士もそうなのですが、「当事者以外の人々との相互理解の機会をどう作っていけるか」自分は活動の意義をそのように考えています。関西クィア映画祭を通じて、当事者同士の相互理解を、そして当事者以外の人には?と気が付くきっかけをいただくことができました。これからも価値ある映画祭を続けてください。いつもありがとうございます。