関西クィア映画祭★6月のプライド企画
No Pride in Genocide !

パレスチナ連帯!京都クィア映画上映会

関西クィア映画祭★6月のプライド企画
No Pride in Genocide!
パレスチナ連帯!京都クィア映画上映会

 「虐殺にプライドはない!(No Pride in Genocide!)」と掲げる本企画は、今年6月のプライド月間() に、世界30ヶ国100会場以上で開催される、世界的な映画イベントです。
 イスラエル政府に支えられたテルアビブのクィア映画祭から映画製作者を撤退させるキャンペーンから生まれた「クィア・シネマ・フォー・パレスチナ」。これは、BDS運動の創設メンバーであるPACBI(イスラエルの学術・文化ボイコットのためのパレスチナ・キャンペーン)によって、世界に呼びかけられた企画です。
 今回は、日本ではまず見る機会がない、パレスチナや南西アジア・北アフリカ地域(SWANA)のクィアの視点から表現された短編8作品と、その監督らの質疑応答の映像を上映します。
 また、日本各地でパレスチナ連帯の行動を行うクィアやフェミニストたちの思いを共有し、ネットワークを作る場ともします。

 今では、多くのクィアやフェミニストたちが、各地でパレスチナ連帯運動にそれぞれのやり方で関わっています。そんなクィアたちの多くも、元々はパレスチナについての素人でした。
 「そもそも、日本のプライド企画で、どうしてパレスチナなの?」「パレスチナ問題って、クィアにどんな関係あるの?」—そう思う人もいるでしょう。「今の時代に、意図的に人が餓死させられるなんて信じられない」「虐殺が公然とストリーミング配信される現実に耐えられない」という方もおられると思います。企画会場では、初めてこの問題を考える、という人にも分かりやすい、パネル展示も行います(パレスチナ連帯のための京都クィアアクションからお借りします)。加えて、準備設営作業やBBQ交流会への参加を通じて、参加者どうしがより自由に話せる雰囲気にできればとも思います。
 「自分はまだ一度もパレスチナ問題に関わったことがない」という方も、是非この企画にご参加ください。パレスチナからの声を聞き、声を挙げる世界中のクィア達の思いを知って下さい。一部の人たちのためだけのプライド月間ではなく、イスラエルによるパレスチナへの集団虐殺にも反対する、そんな私たち自身のプライド月間を作っていきましょう。

※1969年6月28日、ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」への警察のガサ入れに抗議し、有色人種のトランスジェンダーや女装者たちが起こした暴動=ストーンウォール暴動を忘れないために、6月がプライド月間として知られている。

  • 日 時:2025年6月28日 (土) 12:45開場/13:00開始
  • 会 場:京都大学 西部講堂
       (百万遍交差点 下がる西側。京阪・出町柳駅から徒歩15分)
  • 参加費:500円以上のカンパ
  • 内 容:Queer Cinema For Palestine が選んだ8本の短編作品とその監督らの質疑応答の上映、他の作品の上映、トーク、参加者どうしの意見交換、展示、BBQ交流会(別途、実費がかかります)。
  • ★あなた自身の活動を共有★
    • これまであなた自身の行ってきた活動の共有(報告)を、企画の中で、簡単にしてみませんか?
    • もし希望される場合には、どのような活動をされてきたのか、以下の参加申込みフォームに記入して、教えて下さい。
  • ★掃除や設営作業に参加★
    • もしよければ、企画会場の掃除や設営に参加しませんか?手作り型/参加型の企画として、一緒に企画を作りましょう。
    • 具体的には、当日6/28午前10時から、会場の西部講堂内の掃除や設営を行います。ぜひ少し早く会場にお越し頂き、掃除や設営作業にもご参加ください。(参加いただいた方には、おにぎりと簡単な汁物を用意しています。先着10名様。)
  • ★プラカード持参の呼びかけ★
    • あなたが普段使っているプラカードなどを、良ければご持参下さい。上映会場内に置いて、みんなで共有しましょう。
  • 手話通訳を希望される方は、お手数ですが、6/20(金)までに以下の参加申込みボタンからご連絡ください。
  • 車椅子でお越しになる方は、進入路や広いトイレについての 2019年の記事も参照ください。

  • 以下のボタンから、できるだけ事前に参加申込みをお願いします。
  • 当日も席に空きがあれば、飛び込み参加も可能です。
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【目次】

【西部講堂について】

  • 西部講堂内は飲食可能です。持ち込みOK。
  • 西部講堂は、一般的な貸しホールとは異なり、講堂を使う人たち(西部講堂連絡協議会)によって自主的に管理運営される場所です。オンボロの木製の椅子は固く空調もありませんが、代わりに自由があります。過剰に管理されることで便利さを得る今の社会とは異なる、西部講堂独特の雰囲気や時間の流れ方をも含めて、企画を楽しんでください。
  • 座席もご用意しますが、心地よい椅子やクッション、毛布などの持ち込みも大歓迎です。汚れてもいいものをご用意ください。
  • 古い建物のためバリアフリーではありません。公道から講堂までの間に一部砂利道があります。介助が必要な方は早めにご相談ください。

〒606-8317
京都市左京区吉田泉殿町 京都大学西部構内

※自動車用の駐車場はありません。公共交通機関をご利用下さい。
(自転車・二輪バイクの駐輪は可能です。)


京阪電車】「出町柳駅」から徒歩15分
京都市バス】「百万遍」「京大正門前」各停留所から徒歩2分

  • JR・京都駅から [206] (乗り場: D2)・[7] (乗り場: A2)
  • 阪急・河原町駅から [201] (乗り場: E)・[3] [7] (乗り場: G)
 ※主要停留所乗り場案内(京都市バス)
 ※[201] [206]などの循環系統は、「東山通」経由に乗って下さい。同じ番号でも、巡行方向が真逆の2種類がありますのでご注意下さい。

hoopバス】「京都大学前」停留所から徒歩3分
  • JR・京都駅八条口から (乗り場: 京都駅八条口)

【上映作品】

  • 全ての作品に日本語字幕が付きます。
  • All films will have English subtitles.

Abgad Hawazのスチール画像 ■ 原題Abgad Hawaz, Robin Riad, 1分, カナダ (2024)
音声:アラビア語・英語  字幕:日本語



Out of Gazaのスチール画像 ■原題 Out of Gaza, Seza Tiyara Selen, Jannis Osterburg, 9分, ドイツ (2025)
音声:ドイツ語・アラビア語  字幕:日本語・英語



Blood Like Waterのスチール画像 ■原題 Blood Like Water, Dima Hamdan, 14分, パレスチナ (2023)
音声:アラビア語  字幕:日本語・英語



a tangled web drowning in honeyのスチール画像 ■原題 a tangled web drowning in honey, Tara Hakim & Hannah Hull, 9分, カナダ (2023)
音声:英語  字幕:日本語・英語



Aliens in Beirutのスチール画像 ■原題 Aliens in Beirut, Raghed Charabaty, 16分, レバノン・カナダ (2025)
音声:アラビア語・英語  字幕:日本語・英語



Palcorecoreのスチール画像 ■原題 Palcorecore, Dana Dawud, 8分, パレスチナのインターネット映像 (2023)
音声:アラビア語・英語  字幕:日本語・英語



I never promised you a Jasmine Gardenのスチール画像 ■原題 I never promised you a Jasmine Garden, Teyama AlKamli, 20分, カナダ (2023)
音声:アラビア語・英語  字幕:日本語・英語



Don’t take my joy awayのスチール画像 ■原題 Don’t take my joy away, Omar Gabriel, 7分, レバノン (2024)
音声:アラビア語  字幕:日本語・英語


【タイムテーブル(予定)】

  • 10:00-12:00 西部講堂の掃除/設営作業
  • 12:45    開場
  • 13:00-13:10 開会・挨拶(10分)
  • 13:10-14:45 短編8作品(93分)
  • 14:45-15:00 休憩(15分)
  • 15:00-15:30 監督らの質疑応答の映像(28分)
  • 15:30-16:00 映画の感想を参加者どうしで共有(30分)
  • 16:00-16:15 休憩(15分)
  • 16:15-17:45 各地の活動報告や意見交換(90分)
  • 18:00-21:00 皆で片付けの後、西部講堂内で交流会(別途実費)

【参加申込み】

  • 以下のボタンから、できるだけ事前に参加申込みをお願いします。
  • 当日も席に空きがあれば、飛び込み参加も可能です。
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【日本国内での他都市での上映】

この映画(Queer Cinema For Palestine 2025)は、日本国内では、関西クィア映画祭の本企画以外にも、以下のところでもそれぞれ独自の主催で6月に上映されます。

  • Queer Cinema for Palestine Screening(Jun 18, 2025 19:00, A. Small House)
    問合せ@a.smallhouse.xiaowo
  • QCP Shiga(Jun 21, 2025 14:00, House of Bijou)
    問合せ@house_of_bijou_shiga
  • Queer for Palestine Film Festival(Jun 28, 2025 13:00, NAMNAM Space)
    問合せ@namnamspace or namnamspace@gmail.com

日本を含む全世界での全上映会場一覧は、Queer Cinema for Palestine Global Screenings – June 2025(英語)からどうぞ。

【参考となる映像など】

関西クィア映画祭のウェブサイトで、パレスチナの性の多様性のための団体 alQaws 代表のハニーン・マイキーさんの講演映像や、ピンクウォッシュについての映像を掲載しています。
是非こちらもご視聴下さい。(無料です)


また、ぜひ以下もご覧ください。

【お問いあわせ】

主催:関西クィア映画祭 パレスチナ連帯プロジェクト

 https://kansai-qff.org/
 TEL:080-3820-2731 (留守電にメッセージをお願いします)
 FAX:06-7878-8882
 メール:palestine★kansai-qff.org(★→@)

共催:西部講堂連絡協議会

協力:パレスチナ連帯のための京都クィアアクション





実行委員を募集します

一緒に関西クィア映画祭を1から作り上げる仲間を募集します!
興味のある方は、お気軽にメールでお問合せ下さい。
info★kansai-qff.org(★→@)