塩安九十九さん
前略ご容赦下さい。
2008年2月18日付で、2007年度関西クィア映画祭実行委員会として、塩安さん（【塩安さんのメールアドレス】）にメールをお送りしました。
しかし、締切となっている2月23日を一週間過ぎたにも関わらず、お返事を頂いていません。映画祭からのメールは届いているでしょうか。
2月18日付のメールにも明記しましたとおり、塩安さんは、2007年度実行委員会のMLにおいて、Aさんに対して暴力という不当な行為を行い、Aさんへの加害行為を行いました。塩安さんの語彙にのっとって言うなら、塩安さんはAさんを傷つける行為を行いました。この事実関係については、塩安さんご自身も既に認めておられます。
この件について、これまで塩安さんから具体的な釈明が行われたことはありません。もちろん、塩安さんからAさんに対して内容のある謝罪も、一度も行われていません。また、塩安さんの行使した暴力や加害行為についての内容のある具体的な話し合いは、塩安さんとAさんとの間で、これまで一度も行われていません。
人に対して暴力を振るい加害行為を行っておいて、被害者との話し合いを拒否するというようなことは、2007年度実行委員会としては到底容認できません。
塩安さんが加害行為をした以上、塩安さんご自身がそれを望むか否かに関わらず、被害者であるAさんからの話し合いの求めに応じ、自身の言動について誠実に説明する義務があると2007年度実行委員会は考えます。それが行為に伴う最低限の責任です。
塩安さんは、「意見が違う他者」に対して暴力を振るうことを問題がないと考えられるのでしょうか。他者を傷つける行為をしておいて、誠実な謝罪もせず、話し合いすら拒否することに何の問題もないとお考えなのでしょうか。もしそうであるのなら、塩安さんが暴力を受けても、それも問題がないということになってしまいます。
2007年度実行委員会の決議にも述べられているとおり、意見が違う者に対して一方的に暴力を振るい、それだけではなく対話を拒否し、つまり言いたいことだけ言って反論を受け付けないこのような塩安さんの行動は、映画祭における振る舞いとして不適切で、映画祭実行委員会に対しても好ましくないものです。
また、Aさんに対する更なる二次的暴力でもあり、一層Aさんを傷つける事にもなります。
2007年度実行委員会は、暴力に反対したいと考えています。また実行委員会の内部で他者に加害行為を行うことを容認することはできません。
それ故、塩安さんの暴力や加害行為、そして話し合いの拒否を放置することはできません。
ここに再度、塩安さんに対して、塩安さんがMLでAさんに送ったメールについての話し合いの場への出席を求めます。
2008年3月1日
2007年度関西クィア映画祭実行委員会
※2008年2月18日付のメールを同封します。
※なお話し合いは3月23日（日）に京都で行います。どうしてもこの日程では無理な場合は、必ず理由を添えて、3月の出席可能な日程をお知らせ下さい。この件についてのお返事は、会場確保の都合もありますので、3月12日（水）までに、【担当者ぱくの名前とメールアドレス】までメールでお願いします。
※なお、もし塩安さんが2007年度実行委員会内部での話し合いをあくまで拒否されるのであれば、2007年度実行委員会として、塩安さんが行った加害行為を、対外的に明らかな形で非難せざるを得なくなってきます。またその場合、「るぱん4性」「和義名万子」が塩安さんであることや、塩安さんのサイトのアドレスも明示した記述にならざるを得ません。このような事態を避けるためにも、重ねて、話し合いへの出席を求めます。
※上記の通り2007年度実行委員会として塩安さんの加害行為について対外的に明らかな形で非難したとしても、そのことによって塩安さんの加害行為が免罪・免責されたり、問題が終了する訳ではありません。むしろ、話し合いを公然と拒否したことで、一層加害性と責任が増すことになります。
現時点では、被害を受けたAさんは2007年度実行委員会を通して塩安さんとの話し合いと謝罪を求めており、塩安さんに直接連絡を取ってはいません。しかし、塩安さんが2007年度実行委員会での話し合いを拒否した場合でも、Aさんは塩安さんに対して直接、誠実な話し合いと謝罪を求め続ける権利を有します。加害行為を行った塩安さんがAさんとの話し合いに応じるのは義務であり、塩安さんがご自身の加害行為を反省して誠実な話し合いと謝罪に応じるまで、その加害行為の責任は様々な形で継続して問題化され続けるということは、ご留意下さい。