塩安九十九さん問題   

【資料1】実行委員会の決議
「塩安さんのメールについて」(2008/1/27)

以下の事項が、2008年1月27日に開催された関西クィア映画祭実行委員会で決議されました。

●塩安さんのメールについて

【塩安さんの行動】

 関西クィア映画祭(以下、映画祭)の実行委員であった塩安九十九さんは、2007年8月に映画祭のメーリングリスト(ML)で、同じく実行委員であるAさんについての自身の意見を投稿し、その後、自分が投稿したメールについての話し合いを拒否することを宣言して、自身でMLを退会しました。
 誰であれ自身の意見を述べること自体は擁護されるべきですが、結果としてであれ塩安さんの行動は、意見が違う者との対話を拒否し、言いたいことだけ言って反論を受け付けないという点で問題でした。
 この塩安さんの行動は映画祭における振る舞いとして不適切で、映画祭実行委員会に対しても好ましくないものだったことを映画祭実行委員会として確認します。
 実行委員会はAさんの求めに基づき塩安さんのメールについての話し合いをする場を設け、塩安さんに出席することを求めます。

【塩安さんによるAさんに対する暴力】

 塩安さんが映画祭MLに投稿した一連のメールの中には、Aさんを誹謗・侮蔑・揶揄する内容が含まれていました。それらは事実関係の如何に関わらずAさんに対する暴力という不当な行為であり、Aさんへの加害行為となっています。
 仮に塩安さんが何かの「被害を受けた」と感じていたとしても、Aさんを侮蔑したり揶揄するなどの形でAさんに暴力を振るうことをすべきではありません。
 映画祭実行委員会としては、塩安さんによるAさんに対するこれらの暴力を容認できないことを確認します。

【セクハラやパワハラ】

 塩安さんが映画祭MLに投稿した一連のメールから検討する限り、塩安さんが主観的には不快だと感じたことがあったことは分かりますが、セクハラやパワハラその他不当なことをされたとは映画祭実行委員会としては確認できません。

●2007年度の実行委員の責任について

 2007年度の映画祭実行委員会は、実行委員会の内部で起きた出来事に対してちゃんと対応してきませんでした。個々の実行委員からの個別の意見表明を、積極的にちゃんと逐一取り上げて検討するための労力を、各実行委員が積極的に割こうとしてきませんでした。
 そしてそのことが、実行委員間の人間関係や信頼関係の悪化に拍車を掛けました。また、個々の実行委員に対して、実行委員会に対する不信感を抱かせた面がありました。更にその結果、実行委員長をはじめとする一部の人に実務が押しつけられる事にも繋がりました。
 少なくとも以下に例示する事項については、2007年度の実行委員会で起きた問題なので、新実行委員会に持ち越さず、2007年度の実行委員会において取り扱います。この問題については、2007年度の実行委員が主体的に自身の責任で行動する義務があることを2007年実行委員会として公式に確認します。

 ・QWRCの件について
 ・塩安さんのメールについて




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