もしも自分が青春を費やし愛してきたスポーツを取り上げられたら?それも「レズビアンだから」という理由で?
この作品は「飲酒禁止、薬物禁止、レズビアン禁止」のルールで多くの女子選手の青春を踏みにじってきた、ある大学の女性バスケットボールコーチの話だ。2005年にチームを辞めさせられた有能プレーヤーが起こした訴訟をベースに、長年に渡るハラスメントの経緯が被害者のインタビューと共に語られる。
同性愛嫌悪が特に激しいと言われる女子スポーツ界。そこは「ガラスの天井」なる女性差別の残る世界でもある。果たしてコーチだけがこの事件の加害者なのか?アメリカ社会の現状を鋭く突くこのドキュメンタリーを、是非ご覧下さい。
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【上映履歴】
- 第5回関西クィア映画祭(2010)
邦 題:選手の掟
英語題:Training Rules
監 督:Dee Mosbacher & Fawn Yacker
時 間:60分/60min.
制作年:2009
制作国:米国/USA
音 声:英語
字 幕:日本語
ジャンル:ドキュメンタリー【公式サイト】
http://www.trainingrules.com/