もう一つのクィア・コミュニティ
7/24(火)16:30開演
例えば同性婚や同性愛者の議員の実現。例えば大企業によるゲイ系企画への出資。これらが大事なのは事実だけれど、それはクィアなギョーカイの中に沢山ある課題のうちの一部でしかない。業界内部の主流派の、つまり少数派の内部の多数派による「分かりやすい」LGBT運動が力を付ける一方で、ますます不可視化されているものは何だろう。
私たちの周りに実際にあるにもかかわらず、なかなか表には出てこない「もう一つのクィア・コミュニティー」を描いた作品を集めた、貴重なプログラムです。
なお、このプログラムの作品はいずれも、米国の独立系映像メディアのネットワーク「ペーパータイガーテレビ(張り子の虎テレビ)」から配給を受けています。
若い貧乏なホームレスのLGBTQが集まるニューヨークの公園。2001年にその公園から仲間たちが集まる場所が奪われたお話『フェンスで囲われ追い出され』。
「フェンスで囲われ追い出され」をもっと詳しく
資本主義に反対し、権威主義に反対し、直接民主主義とDIY精神を擁護する企画Queeruption。でもその場にさえ、同性愛者中心/白人中心の傾向があった。『商業主義をぶっとばせ!
-「ゲイ同化」へのクィアな応答 -』は、その話し合いの過程も描いている。
「商業主義をぶっとばせ! - 「ゲイ同化」へのクィアな応答
-」
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『クィアユース・ホーム』は、15歳から21歳の若者のLGBTQが一緒に共同生活をするホームを描いた作品。
「クイアユース・ホーム」をもっと詳しく
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