●監督紹介
サマンサ・フェダー(Samantha Feder)は、共同監督・共同プロデューサーで、製作責任者。メディアトレーナーであり、活動家やプロデューサーでもある。彼女は、政治的なそして社会的な正義/公平さのために、この6年間ドキュメンタリーを撮り続けてきた。フェダーの最初のプロジェクトは、キューバの有名な映画製作者が、米国のキューバ政策についての映画「対決/Versus」を撮影するのに、4ヶ月にわたってキューバで随伴するというものだった。最近では、「善悪を越えて/Beyond
Good & Evil; Media Children and Violent Times」の共同プロデューサーを務めた。この映画は、イラク戦争におけるメディアの表現が、米国と海外の両方の子どもに影響を与えた道筋を検証する作品だ。ここ2年間フェダーは、ニューヨーク市草の根メディア会議を共同でコーディネイトしてきた。1997年にはスキドモア大学から「B.A.
in Anthropology」を受け、また2004年にはニュースクール大学から「M.A. in Media Studies」を受け取った。フェダーは現在、国内で最大規模の「パブリックアクセス・ステーション」であるマンハッタン地区ネットワークで働いていて、ニューヨーク住民がメディアを自分たちで製作するための教育を行っている。「男子であること/Boy
I Am」はフェダーの最初の長編作品だ。
ジュリー・ホラー(Julie Hollar)は共同監督・共同プロデューサーで、(草の根の自主製作テレビ局として有名な)ペータータイガーテレビで3年間ボランティアをしてきた。典型的な高校の歴史の授業の中で不可視化されているものを検証したHoward
Zinnを特集した30分のドキュメンタリー「Class
Dismissed」や、2004年の大統領選挙に応答する作品「Mandate for Democracy」を共同製作した。その前は、テキサスのレズビアン・ゲイの権利のためのロビー活動においてコミュニケーションを調整し、テキサス州下院議会でトランスを含む反差別法が初めて通過するのを、ホラーは助けた。彼女は現在、全国レベルでメディアを監視するグループ「公平/FAIR」で、コミュニケーションを監督する仕事をしている。「男子であること/Boy
I Am」はホラーの最初の長編作品。