配信:以前の上映作品をオンラインで鑑賞する

2つのプラットフォームで配信中

過去の関西クィア映画祭で上映された作品の中には、現在オンラインで配信されているものがあります。
作品を視聴すると(少ないですが)監督に配信料が支払われます。
ぜひ、見てみてください。
(『マティアス』のみ、U-NEXTのみでの配信です。それ以外の作品は、どの配信会社でも鑑賞できます。)
(以下のページにはリストアップされていませんが、監督が直接配信会社と交渉して配信されている作品もあります。そちらもぜひ、お楽しみください)

字幕について

  • 海外作品には、全て日本語字幕が着いています。
  • U-NEXT以外の配信会社では、作品によっては、日本作品の日本語音声部分にも情報保障用の字幕が付いています。
  • U-NEXTのみ、日本作品の日本語音声部分への日本語字幕がありません。

U-NEXT


https://video.unext.jp/browse/feature/FET0010013

  • 「31日間無料トライアル」の後は「月額 2,189円/月」が必要。
  • U-NEXTに加入している人は、見放題です。
  • 日本語音声部分には日本語字幕がありません。

ビデオマーケット


https://www.videomarket.jp/series/4920

  • 初月無料で「無料トライアル」の登録が可能。その後は「プレミアムコース(月額 550円/月)」や「プレミアム&見放題コース(月額 1,078円/月)」などがあります。

その他

その他、作品により、Amazon prime videoDMM TVで配信されている作品もあります。


U-NEXTにおける日本語字幕について

 「海外作品は日本語字幕があるから楽しめるけど、日本の作品には日本語字幕がないから楽しめない」と言われたらどう思いますか?
 関西クィア映画祭での上映では、情報保障を目的として、日本語作品にも日本語字幕を載せて上映しています。日本語字幕(情報保障字幕)があれば、ろう者や聴覚障害者、音声日本語が得意ではない方などが、映画をより一層楽しむことができるからです。
 U-NEXTは、以前は、仕様上の理由から、仮に監督が希望しても、日本語音声の作品に日本語字幕を付けることを認めていませんでした。しかし最近では状況が変わったようで、日本語音声の作品については、これまでの「日本語字幕なしのバージョン」に加えて、「日本語の情報保障字幕ありのバージョン(バリアフリー字幕版)」「目が見えない人のための解説音声付きのバージョン」なども、「エピソード1」「エピソード2」「エピソード3」などの形で、配信を(現在は実験的に)受け入れているとのことです。

▼実例「52ヘルツのクジラたち」

 配信の仕様変更はかなり大変だと想像できますので、現在の仕様の中でできる「エピソード方式」での情報保障が行われることを、第一歩として率直にうれしく思います。

 ひびのは、日本語字幕を付けずに日本語作品の配信を行うことそれ自体が、聴こえない人への差別だと考えています。お客さんとして聴こえない人を想定していないからです。
 NetflixやAmazon prime videoなど米国資本の配信では、全作品で、英語を含む複数の言語の字幕が選べるようになっています。これは、米国でADA法(障害のあるアメリカ人法)ができて、映像を配信・放送するときには字幕を付けることが法的な義務になったことの結果です。映画祭で上映する作品も、現在では監督から英語の字幕ファイルをもらうのが当然になって来つつあります。つまり映画を作るときには、はじめから、字幕をつくるところまでを映画の作成業務の範囲に含めて考える、という事になっています。
 日本で映画を作るときにも、こういったことを踏まえ、日本語字幕をつくるところまでを「映画を作るときの業務」であると考えるように変えていく必要があると、ひびのは考えています。加えて、日本でも映像の配信や放送時には、日本語字幕を選べることを法的な義務にしていく必要性があるとも、考えています。(文責 ひびの まこと)