愛達
愛達
loves
フィリピンパブ嬢の母をもつ勝也は、そこで黒服として働く黒田に恋をしていた。ゲイであることと、敬虔なクリスチャンの母から受け継いだ信仰とが激しくぶつかり合い、勝也は必死にもがき続けている。母のくれた「神さま」を捨てきれぬまま、一体自分はどこに辿り着くべきなのだろう。
母親がフィリピン人、父親が日本人のハーフである稲津勝友監督(1999年生まれ)が、自身の経験を元につくった作品。パブ嬢の母役には稲津監督の実の母親が、主役の勝也には稲津監督自身が、それぞれ出演している。
2019年に関西クィア映画祭で初めて開催された「国内作品コンペティション」部門では、最優秀観客賞を受賞した。(文責:ひびのまこと)
監督から
プロフィール
稲津勝友 監督
1999年生まれ。
母親がフィリピン人、父親が日本人のハーフ。
2017年高校二年生の時に初めてSFの短編映画を撮る。
高校卒業後、2018年に東放学園映画専門学校に入学する。そして2019年に学校を中退。
在学中に授業で撮った短編作品「愛達」が関西クィア映画祭で最優秀観客賞を獲得する。
今は長編作品を制作準備中。
監督インタビュー
作品基本情報
邦題・原題
愛達
英語題
loves
監督
稲津勝友 / Katsutomo Inadu
上映時間
18分
制作年
2019年
制作国
日本
言語
日本語
字幕
日本語字幕あり / 英語字幕なし No English subtitles