リトル・ガール
リトル・ガール
Little Girl
男の子として出生登録された7歳のサシャ。願いは、スカートで学校に行き、今を女の子として生きる事。
2歳の時から「女の子になりたい」と言い続けているサシャに、母カリーヌは戸惑い、妊娠中の自分に何か原因があったのではないかと思い悩む。
自分が望む性別で生きようとするサシャ。そんなサシャの自由と幸せを守る為に、懸命に向き合う母カリーヌを、その家族の姿を、カメラにおさめた貴重なドキュメンタリーが『リトル・ガール』だ。
当事者や家族にとって、これからも乗り越えなければならない壁がでてくる。
それでも、どんな選択をしても、家族の未来が幸せであるようにと願いを込めて上映する。様々な家族を生きる人に、ぜひ見て欲しい。(あきこ)
監督から
プロフィール
セバスチャン・リフシッツ監督
1968年パリ生まれ。 美術史を学び、1990年から現代美術の世界で働き始める。
2000年、初の長編『PRESQUE RIEN(原題)』は 批評家に絶賛され世界で公開された。
初のドキュメンタリー『LA TRAVERSÉE(原題)』は カンヌ国際映画祭(2001年、監督週間)でプレミア上映。
長編フィクション『WILD SIDE(原題)』は ベルリン国際映画祭(2004年、パノラマ部門/テディ賞)で上映。
『LES INVISIBLES(原題)』(2012年カンヌ国際映画祭正式出品)、
『BAMB(I 原題)』(2013年ベルリン国際映画祭パノラマ部門)、
『LES VIES DE THÉRÈSE(原題)』 (2016年カンヌ国際映画祭監督週間)、
『思春期 彼女たちの選択』 (2019年ロカルノ国際映画祭/セザール賞)を作った後、
新作ドキュメンタリー『リトル・ガール』で 再びベルリン国際映画祭へ。
予告編
スチール
作品基本情報
邦題
リトル・ガール
原題
Petite fille
英語題
Little Girl
監督
セバスチャン・リフシッツ
上映時間
85分
制作年
2020年
制作国
フランス
言語
フランス語
字幕
日本語字幕あり / 英語字幕なし No English subtitles
Webサイト
主な上映歴・受賞歴
- 第70回 ベルリン国際映画祭 パノラマ部門 正式出品
- 第33回 東京国際映画祭 ユース部門 正式出品
- 第33回 ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞 ノミネート
- 第33回 ヨーロッパ映画賞 音響賞 受賞
- 第56回 シカゴ国際映画祭国際ドキュメンタリーコンペティション部門 シルバー・ヒューゴ賞 受賞
- 第23回 モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭 ピープルズ・チョイス賞 受賞
- 第30回 インサイド・アウトLGBT映画祭 観客賞 受賞
- 第47回 ゲント国際映画祭 グランプリ 受賞
- 第13回 サイド・バイ・サイドLGBT国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞
- 第 9 回 フェスティバル・ミックス・ブラジル 観客賞 受賞
- 第30回 国際人権ドキュメンタリー映画祭 観客賞(不都合な映画)受賞
- 第12回 フェスティバル・イン・アンド・アウト 観客賞 受賞
- 第 6 回 ジュネーブ国際クィア映画祭 パーフェクト観客賞 受賞
- 第17回 セビリア・ヨーロッパ映画祭 ニューウェーブ・ノンフィクション最優秀作品賞 受賞
- 第17回 セビリア・ヨーロッパ映画祭 オカーニャ賞 受賞
- 第36回 オスナブリュック・インディペンデント映画祭 子どもの権利賞 受賞