アグネスを語ること
アグネスを語ること
Framing Agnes
1958年にUCLAで行われたジェンダー研究に参加し、異例のケースとして歴史に名を残したトランス女性「アグネス」。しかし社会学者ガーフィンケルが聞き取り調査をしていたトランスジェンダーは、彼女だけではなかった!
2017年に発掘された8名の未公開インタビュー原稿を元に、本作がソロ監督デビューのチェイス・ジョイントがトランス当事者の沈黙や犠牲、演出や演技をすることを問い詰める。再現映像並びに本人役で出演するのは、アンジェリカ・ロスやザッカリー・ドラッカーなどのアメリカで活躍するトランスの文化人たち。それぞれの人生経験を元に、演じる者として内側から、また視聴者として外側から、人種、階級、年齢の力学に照らし合わせた分析を試みる。
関西クィア映画祭で2019年に上映した短編『アグネス ~過去から今へ~』の長編として、映像的・理論的にも画期的なハイブリッド・ドキュメンタリー作品。(文責:岸茉利)
監督から
チェイス・ジョイント監督
予告編
スチール
アンジェリカ・ロス © Stephanie Owens
ザッカリー・ドラッカー © Michelle Felix
ジェン・リチャーズ © Stephanie Owens
マックス・ウルフ・バレリオ © Stephanie Owens
作品基本情報
邦題
アグネスを語ること
英語題・原題
Framing Agnes
監督
チェイス・ジョイント
上映時間
75分
制作年
2022年
制作国
カナダ・米国
言語
英語
字幕
日本語字幕あり / 英語字幕なし No English subtitles
(KQFFオリジナル日本語字幕での上映)
Webサイト
主な上映歴・受賞歴
https://rainbowreeltokyo.com/2022web/program_jp/framing-agnes/