世界は僕らに気づかない

世界は僕らに気づかない
Angry Son

上映作品『世界は僕らに気づかない』スチール画像

群馬県太田市に住む高校生の純悟は、フィリピン人の母レイナと2人暮らし。滞納で電気が止まるなど現在の生活で精一杯で、「卒業後はパートナーシップ制度を利用しよう」と言う同級生の恋人・優助と次第にすれ違っていく…。

(※近日中に改訂版と差し替えて掲載します。お待ちください)

監督から

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飯塚花笑 監督からのメッセージ

この世界の片隅で、ある種の生きづらさを抱える人たちの存在がどうしても気になってしまう。おそらくトランスジェンダーである自分自身のアイデンティティがそうさせて来たのだろう。今回の映画の主人公は、フィリピン人の母と日本人の父親を持つ青年だ。意外にも知られていないがこの国には、出稼ぎでやって来た沢山のフィリピン人女性が、日常に溶け込んで暮らしている。そしてその子どもたちもまた、この国の中で暮らしている。この映画で描くのは、異なる文化を持った母親への息子の眼差しであり、“愛の問題”についての物語である。この映画を観て、身近にあった愛に気づく人がいるならば・・・そんな願いを込めてこの映画を贈ります。

作品紹介

群馬県太田市に住む高校生の純悟(18)は、フィリピンパブに勤めるフィリピン人の母親を持つ。父親のことは母親から何も聞かされておらず、ただ毎月振り込まれる養育費だけが父親との繋がりである。
純悟には恋人の優助(18)がいるが、優助からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自分の生い立ちが引け目となり、なかなか決断に踏み込めずにいた。
そんなある日、母親のレイナ(41)が再婚したいと、恋人を家に連れて来る。見知らぬ男と一緒に暮らすことを嫌がる純悟は、実の父親を探すことにするが…。
国内外の映画祭で受賞経験のある飯塚花笑監督が自身の体験をもとにしたオリジナル脚本を、2021年に大ヒットした映画『東京リベンジャーズ』に出演した堀家一希主演で映画化。

予告編

スチール

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作品基本情報

邦題・原題

世界は僕らに気づかない

英語題

Angry Son

監督

飯塚花笑 / Kasyo Iizuka

上映時間

112分

制作年

2022年

制作国

日本

言語

日本語・タガログ語

字幕

日本語字幕あり / 英語字幕あり English subtitles are available

主な上映歴・受賞歴

上映スケジュール

大阪会場

(土) 開場開演)

京都会場

(金・休) 開場開演)

京都会場オールナイト

(土) 開場開演)