I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜
GID(性同一性障害)/GD(性別違和)/トランスジェンダー当事者が、それぞれの経験や想いを語る。家族の反発、法律をめぐる葛藤、手術について…、話題は多岐にわたる。
登場する人たちは淡々と時にはにこやかに話をしているが、まだまだGID/GD/トランスジェンダーが自由に望み通りには生きられないのが現状だ。「LGBTQ」などの言葉を見聞きする機会は増えたが、社会が押し付ける「らしさ」は根強く、その弊害は大きい。
この映画の「私たちはともに生きている」というサブタイトルは押し付ける側への主張でもあるが、今まさしくこの社会にうんざりして「性・生」を諦めかけている人たちへのメッセージが込められている。誰でも家庭を持てるようにと願う人もいれば、今の制度を変えるべきだと考える人もいる。
“他者や社会が決めた「らしさ」に押しつぶされないでほしい”―たくさんの人たちのそうした想いが詰め込まれた作品だ。
- 邦題・原題
- I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜
- 英語題
- I Am Here-We are here together-
- 監督
- 浅沼智也
- ジャンル
- ドキュメンタリー
- 上映時間
- 59分
- 制作年
- 2020
- 制作国
- 日本
- 言語
- 日本語
- 字幕
- 日本語字幕
- 上映会場・日時
- 大阪 (9/18 19:05) / 京都 (9/19 12:20)
- ウェブサイト
- I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜