I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜(I Am Here-We are here together-)

I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜 01
I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜 02

GID(性同一性障害)/GD(性別違和)/トランスジェンダー当事者が、それぞれの経験や想いを語る。家族の反発、法律をめぐる葛藤、手術について…、話題は多岐にわたる。

登場する人たちは淡々と時にはにこやかに話をしているが、まだまだGID/GD/トランスジェンダーが自由に望み通りには生きられないのが現状だ。「LGBTQ」などの言葉を見聞きする機会は増えたが、社会が押し付ける「らしさ」は根強く、その弊害は大きい。

この映画の「私たちはともに生きている」というサブタイトルは押し付ける側への主張でもあるが、今まさしくこの社会にうんざりして「性・生」を諦めかけている人たちへのメッセージが込められている。誰でも家庭を持てるようにと願う人もいれば、今の制度を変えるべきだと考える人もいる。

“他者や社会が決めた「らしさ」に押しつぶされないでほしい”―たくさんの人たちのそうした想いが詰め込まれた作品だ。

I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜 03
I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜 04
邦題・原題
I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜
英語題
I Am Here-We are here together-
監督
浅沼智也(Tomoya Asanuma)
ジャンル
ドキュメンタリー
上映時間
59分
制作年
2020
制作国
日本
言語
日本語
字幕
日本語字幕
上映会場・日時
大阪 (9/18 19:05) / 京都 (9/19 12:20)
ウェブサイト
I Am Here 〜私たちは ともに生きている〜