2019年秋に開催予定の第13回映画祭では、国内作品のコンペティションを行なうことにしました。
関西クィア映画祭は、2005年より開催してきましたが、日本作品はまだまだ数が少なく、毎年の映画祭のプログラムは海外の作品が多数を占めています。そんな中、「一つでも多くの良質なクィアな日本作品を観たい、観せたい!」という思いから、コンペティションを行いたいと考えるようになりました。また、観客の皆さんに投票していただくことで、私たち一人一人の率直な感想を監督に届け、より良い作品の製作に繋げてほしいという思いもあります。
下記の要項をお読みの上、ぜひあなたの作品をご応募ください!お待ちしています!
※コンペティションではない形での作品の応募も受け付けますので、ご希望の方はkoubo★kansai-qff.org(★→@)までご連絡ください。(メールの不着が懸念される時は、メールフォームをご使用ください)
※国内作品でない作品の応募はこちらから
Submission Form for non-Japanese film
あなたはどんな性別で暮らしていますか?
恋愛やセックスは好きですか? どんな恋愛やセックス、人との関わり方をしていますか?
「男らしさ」や「女らしさ」が期待されることに、しんどくなった経験はありませんか?
もう既に「男女という制度」の枠組みから出て、自分らしい性を生きている人たちが、沢山います。
典型的であってもなくてもいい。変(=クィア/queer)でもいい。性のあり方は多様だ。私たちは生きていける!
「クィア」を切り口に「性」をテーマにした映像作品を上映する関西クィア映画祭は、そんなメッセージがあふれる「みんなのお祭り」です。
英語で「奇妙な/変な」という意味で、性的にフツーでないとされる人への蔑称だった「クィア」。
LGBT という言葉がフツーになった今だからこそ、私たちは敢えてこの言葉を使います。
それは、LGBT にとどまらず、様々な性や生を肯定したいから。
「男女という制度」という枠組みの代わりに「LGBT」という枠組みを作って、安心したくないから。
規範に頼らずに一人一人が自分の性や生を選び決めていける、という希望があるから。
フェミニズムが当たり前の世の中をつくりたいから。
民族差別、障害者差別、セックスワーカー差別、貧困など、私たちの身の周りにある差別と権力の構造に 向き合って変えていきたいから。
「共に生きる」ことは、難しくもあり、豊かなものでもある、と知っているから。
以下のフォームよりご応募ください。折り返し、ご連絡いたします。
締め切りました
2019年4月末日 (試写メディア必着)
当映画祭の実行委員会で、応募された全作品を試写した上で、映画祭のコンペティション・プログラムで上映する作品を決定します。 上映の可否については、決まり次第、ご連絡します。
※作品の数や尺の長さ、プログラムの編成状況などによっては、コンペティションを実施せず、通常上映となる可能性もあるので、ご了承ください。
コンペティション・プログラムの上映作品に選ばれ、2019年秋に開催予定の映画祭に直接ご来場いただける場合は、交通費(上限1万円まで)をお渡しします。
プログラム内にて、観客による投票を行い、最優秀観客賞を決定します。最優秀観客賞を受賞した作品には、会場で授賞式を行い、賞金3万円を贈呈します。
関西クィア映画祭 実行委員会
https://kansai-qff.org/
TEL:080-3820-2731 (留守電)
FAX:06-7878-8882
メール:ここから送る