ラブリー・マン
▼はるばるジャカルタまで来たチャハヤが探し当てたのは、娼婦として働く父だった。派手な服装の娼婦とイスラムの白スカーフを被った小柄な女の子、スラムの街を背景に流れるクラシック音楽など、作中に散りばめられた対比ひとつひとつが美しい。聖と俗、善と悪、清と濁、一夜かぎりの父と娘。その全てを飲み込むジャカルタの街。ラストには、夜明けのアザーン(礼拝の呼び掛け)に洗い流されるような深い感動に包まれる一作。(よりー)
協力:大阪アジアン映画祭
上映日時
【京都】10/5(土) 16:15開演 (15:55開場)
作品情報
ラブリー・マン / LOVELY MAN
監督:Teddy Soeriaatmadja
2011|インドネシア|76 min|
音声:インドネシア語|字幕:日本語
トレーラー