100% Woman

100% Woman

 トランスしてから6年目となるミシェルは、有望なマウンテンバイク選手でもある。
 友達と両親に励まされ、州、カナダ選手権の競争にも参加し、精一杯戦うミシェルだが、ほかの女性選手から、女性としての参加を認めるべきではないと抗議が続く。一人のトランス女性の成長を背景に、100%女性とはいったい何なのかを問いかけるドキュメンタリー。

●上映履歴
関西クィア映画祭(2006)
京都★ヘンナニジイロ祭(2006)
香川レインボー映画祭(2006)
ジェンダーフリーじゃ、ものたりない!?トランスジェンダー映画から性別を濃ゆ〜く考える(2007)
第1回京都トランスジェンダー映画祭(2008)
ESTO 第29回親子交流会@東京(2008)

邦題/原題:100% Woman

監督:Karen Duthie, Diana Wilson
上映時間: 59分
製作:2004年 カナダ

字幕:日本語
言語:英語

サイト:http://www.100percentwoman.com/

トランス家族

トランス家族

「私が大人になったときには、父のようになりたいと時々思います。でも、傷跡はいらない」ーー以前はレズビアンだった父親と一緒に暮らす私は、こうつぶやく。あるトランス家族の短編物語。

●上映履歴
関西クィア映画祭(2006)
京都★ヘンナニジイロ祭(2006)
香川レインボー映画祭(2006)
キネマ・フェスタ<アナーキー>(2007)

邦題:トランス家族
原題:Transmission

監督:Ivan E. Coyote
上映時間: 8分
製作: 1998年 カナダ

字幕:日本語
言語:英語

サイト:http://www.videoout.ca/

Thank You Kate Bornstein

Thank You Kate Bornstein

あなたは女ですか、男ですか?なぜ自分をそう思うのですか。ホルモンがそうさせる?じゃぁ薬局に行ったら女に、男に、なれるのですか?ケート・ボーンスタイン(Kate Bornstein)の著書を元にした問題定義的映像。

●上映履歴
関西クィア映画祭(2006)
京都★ヘンナニジイロ祭(2006)
香川レインボー映画祭(2006)

邦題/原題:Thank You Kate Bornstein

監督:Mark Kenneth Woods
上映時間: 4分
製作: 2000年 カナダ

字幕:日本語
言語:英語

サイト:http://www.markkennethwoods.com/

フェム

フェム

カレは、いやカノジョは、いつものように厚い化粧をし、いつものように街角に立つ。客を捕まえていつものように仕事をする。

上映履歴
関西クィア映画祭(2006)

邦題:フェム
原題:Femme

監督:Nickolaos Stagias, Michael V. Smith
上映時間: 5分
製作: 2001年 カナダ

字幕:日本語
言語:英語

サイト:http://www.videoout.ca/

ドライブスルー

ドライブスルー

「ウィリーのドライブスルー」は、女性から男性への(FtM)トランスセクシュアルのための米国初のドライブスルー外科です。そこでは、外科手術やホルモン投与、そして社会的なもしくは性的な困惑を提供しています。楽しく明るくアニメ化され、苦々しくも本当に現実的な、FtMトランスジェンダーの経験の風刺がそこにはあります。
 典型的なトランスジェンダー映画はドキュメンタリーです。通常、男性から女性への(MtF)トランスジェンダーに焦点を合わせ、トランスジェンダーの当事者ではない監督によって撮影され、トランスの道を進む人々の闘いと成功を描いて心温まる物語を提供します。
 しかし「ドライブスルー」は違います。
 映画制作者のジェド・ベルは、ドライバー席から見たものを描きます。そして、圧倒的な性転換の経験で聴衆を引きずります。「ウィリーのドライブスルー」では、どんな手術も甘いものではなく、メニューに書かれたどんな項目も決して簡単には飲み込めません。

●上映履歴
関西クィア映画祭(2006)
京都★ヘンナニジイロ祭(2006)
第1回京都トランスジェンダー映画祭(2008)
第一回洞爺湖国際映画祭(2008/7/8)

邦題:ドライブスルー
原題:DRIVE THRU

監督:Jed Rosenthal Bell
上映時間:4分
製作:2004年 米国

字幕:日本語(標準語字幕と大阪弁字幕があります)
言語:英語

サイト:http://www.headswillroll.net/

Search Suspension

Search Suspension

「『男性』と『女性』は、様々に遊び戯れることのできる考え方です。上手にプレーできた時には、男/女の2つの要素以上の様々な可能性を見つけることができるでしょう。この実験アニメーションは、ジェンダー化された形の移り変わりを劇的に表現しています。」

●上映履歴
関西クィア映画祭(2006)

邦題/原題:Search Suspension

監督:Joli(e)
上映時間:6分
製作:2003年 オランダ

字幕:なし
言語:なし

サイト:http://www.joliesworld.com/

ヘルプライン!

ヘルプライン!

テストステロン(男性ホルモン)服用前の、Joli(e)の声で、お楽しみ下さい。

Joli(e)監督からのメッセージ
「このウィットに富んだ実験アニメーションは、ヘルプラインに電話をした時に、問題が解決するのではなく、逆にもっと話がややこしくなってしまう事があることを描いています。トランスジェンダーの位置からの予想外の展開をご期待下さい」

上映履歴
関西クィア映画祭(2006)
京都★ヘンナニジイロ祭(2006)
ジェンダーフリーじゃ、ものたりない!?トランスジェンダー映画から性別を濃ゆ〜く考える(2007)
第1回京都トランスジェンダー映画祭(2008)

邦題:ヘルプライン!
原題:helpline!

監督:Joli(e)
上映時間:5分
製作:2004年 オランダ

字幕:日本語字幕有り
言語:英語

サイト:http://www.joliesworld.com/

パレード

パレード

 スイスの田舎町で、一人のレズビアンが「ゲイパレード」の開催を呼びかけて実現する、その過程を記録したドキュメンタリー。

 小さな町なのでメディアに「顔出し」できる人がいない。町議会がパレード反対を決議し、右派がパレード反対の新聞広告を出す。保守的な町でパレード主催者は奮闘するも、カムアウトを恐れる地元コミュニティーからは「早急すぎる」「コミュニティーを分裂させる」と批判される。「町の人に受け入れられるため、過激なことはしない」と肌の露出を規制しようとする主催者は「保守的すぎる、協力できない」と地元活動家からさえ批判される。

 「進んでいる」ように見えるヨーロッパでも、大都市以外では日本と変わらない現実があることが分かる。
 バイセクシュアルが明示的に登場するシーンがない、トランスジェンダーが提起する問題点への言及が皆無、など、コミュニティー内でいつも同性愛者だけがことさら優遇されがちだという問題点もそのまま反映している事も含め、いろいろ考えることのできる映画です。

●上映履歴
山形国際ドキュメンタリー映画祭(2005)
関西クィア映画祭(2006)
京都★ヘンナニジイロ祭(2006)
札幌レインボー映画祭(2006)
連連影展〜フェミニスト・アクティブドキュメンタリー・ビデオフェスタ(FAV)(2006)
香川レインボー映画祭(2006)

邦題:パレード
原題:La Parade(notre histoire)

監督:Lionel Baier
上映時間:81分
製作:2001年 スイス

言語:フランス語
字幕:日本語字幕有り

サイト:http://www.sagaproduction.ch/