• 【大阪】HEP HALL - 9/15(土) 16(日) 17(月・祝)
  • 【京都】京大西部講堂 - 10/12(金) 13(土) 14(日)
会場写真: 左-HEPHALL, 右-京大西部講堂

大阪会場・特別プログラム
すぎむらなおみさんトーク&KQFFオフ会を終えて...

9月17日(月・祝)の大阪企画「すぎむらなおみさんトーク&KQFFオフ会」、大勢の方にご参加頂きました。

お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。

関西クィア映画祭初の作品上映を一切しないプログラムという今回の企画、どんな様子だったのか…。

今回、この企画の当日の様子、良かった点、私たちの反省すべき点など、素直にお伝えできればと思います。


◆具体的な参加人数

参加券配布枚数は64枚。

当日は、実際に会場にお越し頂いた方々、ゲストのすぎむらなおみさん、スピーチをして下さった方々、映画祭スタッフ、総勢76名で会場はにぎわっていました。 多くの方にご参加頂き、心から感謝しております。

(大阪企画が開演してしまってからも、駆けつけて下さった方がたくさんおられました。途中からの参加にも関わらず、ありがとうございました。ただ、急遽人数が増え、席への案内が少しもたついてしまったこと、オフ会のグループの人数にばらつきが出てしまったこと、誠に申し訳ありませんでした。)


◆それぞれの内容について

【すぎむらなおみさんトーク】

すぎむらさんから事前に預かった、セックスについて学生同士が話している内容の脚本を参加者に配布し、しばしそれを読みながら開演まで待って頂くことから始まりました。

開演後は、実際に、その台詞を会場にいる人たち何人かで読み上げたり、この会話についてどんな印象を受けたのか、などなど。会場からも手があがり、意見が飛び交っておりました。

一通り台詞の読み合わせや意見の出し合いが終わると、すぎむらさんがこの脚本で考えたかったこと、いわゆるネタばらしの時間。セックスについての短い会話にも、いろいろな価値観・立場にもとづいた発言があること、それがしらずしらずに人を傷つけている場合もあることなどに、気づいてほしかったという解説がありました。

※実際に会場で配布した脚本と、解説はこちらです(脚本解説)。


【若者によるスピーチ】

“自分の性について”そんなテーマで、4名の方に話して頂きました。いろいろな性、性に対するいろいろな思い、今回お話し頂いた方々の思いは、性についての数多くある思いの一つ、として映画祭としては提案させて頂きました。

“自分の性について話す”、そんなことが、特別でもなんでもなく、だから私はこうする、とかあなたはどうしたい?とか、そんな風になればなぁと思いました。


【KQFFオフ会】

時間がこの時点で結構押していたのですが、いよいよオフ会開始です。

6~10人くらいの少人数のグループに分かれて、自己紹介や映画祭に来た感想などを話しました。映画祭スタッフが進行役として一人入っているのですが、スタッフによって、そのグループの話す雰囲気が全然違っていたのが興味深かったです。

実は、このオフ会、“映画を観に来てるのに交流とかしたい人いないんじゃないの?”という不安要素もあったのですが、実際には「オフ会に参加したくて」という方もいらっしゃったそうで、とてもうれしかったです。

オフ会は20分程度で終了したのですが、その後、会場外でもいろいろな方たちが話をしていて、3日間で一番フロアに熱気があったように感じました。


◆参加された方の感想(アンケート回答)

  • 映画はまだみていないのですが、今回のようなトークセッションたのしかったです。又、この様な機会があれば参加したいと思います。
  • ※あまり大阪企画に関する感想をアンケートでは頂けなかったのですが、それくらい皆様、話すのを楽しんでおられたのだと、思っております。


    ◆私たちの反省すべきこと

    すぎむらさんのトーク部分について、実は、事前の実行委員とすぎむらさんの打ち合わせの段階でも、すぎむらさんの脚本や解説について、「台本の解説も、何か1つの典型的なものからの視点だけのような印象がある」「トランスジェンダーの話題は取り込まないのか?」などの意見がでました。すぎむらさん自身にも、そうした感想をお伝えしたところ、是非会場でそうした突っ込みをどんどん入れてほしい、とお答え頂きました。

    そのため、このすぎむらさんのトーク部分では、すぎむらさんの脚本や解説に対して、いろいろな視点からの発言をもっと皆でシェアすることを目的としていました。しかし、時間の都合上、脚本に関して会場から出た感想を個々に深めていく時間がとれず、最後はすぎむらさんが、足早に解説をしておわりといった形になってしまいました。解説に対しても、意見を述べるような時間をとることができませんでした。


    これは、企画側として、反省すべきことだと考えています。すぎむらさんの脚本や解説に関して、不十分だと思われることや限界について、事前に出ていた点でさえも、会場で可視化することができなかったこと。さらに、トランスジェンダーについてなど多くの事柄を不可視化したままその場を終えてしまったこと、これらは企画を運営していた私たち実行委員の失敗であると考えています。

    会場の皆様の中でも、“違う視点がもっとこんなにもあるのに!”、そういった感想を持たれた方がいるかもしれません。そうした意見を言える時間や、また他の方の意見を聞く時間を十分にとることができなかったことも、申し訳ありませんでした。


    ◆最後に...

    そこで、大阪企画は終了してしまったのですが、もしよければ、何か感想をお持ちの方、映画祭にメール(下記参照)して頂けませんか?すぐに頂いたメールに返信をしたり、ということは出来ないかもしれませんが、是非、皆様からの意見お待ちしております。

    また、全体を通して、思ったことや感じたことなどの意見をお持ちの方もいるかもしれません。今後のためにも、皆様からの意見を頂ければと思います。ご参加頂いた方も、今回は参加出来なかった、しなかった、という方も、是非メール下さい。


    大阪企画に関する感想:koubo2012☆kansai-qff.org(☆→@)


    それでは、長々とお読み頂き、ありがとうございました。

    京都でも、素晴らしい映画作品、オールナイト上映、京都企画、監督トーク、といろんなことが詰まった3日間となる予定です。HEP HALLに来た方も、来られなかった方も、今年の映画祭後半、是非、京大西部講堂でお楽しみ下さい。

    (文責:あやこ)

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