関西クィア映画祭2010
選手の掟

もしも自分が青春を費やし愛してきたスポーツを取り上げられたら?それも「レズビアンだから」という理由で?

この作品は「飲酒禁止、薬物禁止、レズビアン禁止」のルールで多くの女子選手の青春を踏みにじってきた、ある大学の女性バスケットボールコーチの話だ。2005年にチームを辞めさせられた有能プレーヤーが起こした訴訟をベースに、長年に渡るハラスメントの経緯が被害者のインタビューと共に語られる。

同性愛嫌悪が特に激しいと言われる女子スポーツ界。そこは「ガラスの天井」なる女性差別の残る世界でもある。果たしてコーチだけがこの事件の加害者なのか?アメリカ社会の現状を鋭く突くこのドキュメンタリーを、是非ご覧下さい。

同時上映は、カナダからとってもキュートなウサギちゃんの人形アニメーション2作品。

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