関西クィア映画祭 秋の上映会
性的少数派の話といえば、話題になるのは同性愛か性同一性障害のことばかり。看板には「LGBT」と掲げていても、バイセクシュアルが中心的に取り上げられることは、まれ。どうして?そもそも「バイセクシュアルである」って、どういうこと?
インターセックスは、まずその存在自体が正確に知られていない。どうして最近は「性発達障害」と言うようになってきた?LGBTとはどこが似ていてどこが違う?インターセックス独自の問題って、なに?
性的少数派に詳しいつもりの人でも、実はしばしば見落として/よく知らないインターセックスとバイセクシュアルについて、映画を観て、お話を聴いて、学び考え交流する機会を創ります。
こういう映画を4本まとめて見れる機会は、そう頻繁にあるものではありません!お見逃し無く!
お母さんへのカミングアウトや予想外の反応、友人達との関係などを楽しくドラマ化。
「バイセクシュアル入門編」としてもお薦めです。
→作品説明
私はジェンダー破壊者として生まれた
名門の出のジェンダークイア
それは私の遺伝子に組み込まれている
私の遺伝子たち
私のアナーキーな、インターセックスの体
→作品説明
インターセックスのシェローナが、レズビアンのストリップクラブで脱ぐ…。
→作品説明
サンフランシスコに住むバイセクシュアル女性のレベッカは、スタントの仕事や素敵な友人、そして男性の恋人と女性の恋人の両方を持っているにも関わらず、何かが足りないと感じている。
ある日ペルーからレベッカに送られてきたアルバムには、彼女の両親と、ずっと前に死んだ兄の写真があったが、レベッカは写っていなかった。しかしその後レベッカは、実は自身の幼年期が、両親と医者によって創りあげられた嘘によって塗り固められていたことを知る。
新生児のおよそ2000人に1人は、身体的特徴から完全に男児であるとも女児であるとも判別しづらい身体をもって生まれ、インターセックス(半陰陽児)と呼ばれている。そして、インフォームド・コンセントなしで勝手に手術され、ホルモンで「治療」をされている現実がある。
BOTHは、監督本人、及びインターセックスの状態に生まれた人の実際の経験に基いて創られている。いつもは偽りと恥によって迎えられてしまう問題について、映画は、果敢に取り組んでいる。
→作品説明
日本インターセックス・イニシアティヴ代表の小山エミさんに、インターネット回線を通じてQ&A形式でお話を伺います。(回線不調等の不慮の事故の際はご容赦下さい)